「エンカウンター・グループ」とは、人と人の関係の望ましい在り方をさぐり、楽しい人間関係をつくりあげる方法を体験する研修会のこと。人間関係が一番の悩みという人に紹介する。
旁ごとに漢字をグループ化し、その親字の音読み従って示した、漢字を分類、分解して覚える区点コードの付いたワープロ用漢字字典。配列は五十音順で本文は音読み、索引は訓読みとなっている。
オペラにおいて女性と男性が文化としてどのように表現されているか?歴史上のさまざまな時代に欲望と快楽は音楽でどのように構成されてきたか?音楽理論ではジェンダーを内包するメタファーがどのように行き渡っているか?ジェンダーとセクシュアリティの視点からひらく音楽学の新たな地平。
著者エリザベス・コリックは、英国シェフィールドの「クルーズ」支部で死別カウンセリングにたずさわり、その体験をもとに本書を執筆しました。本書は愛する人との死別で、悲しみや追慕の思いに苦しんでいる人たちへ、心の悲しみ・苦しみに立ち向かう「支え」と「勇気」を届けるための本です。
ダーウィンの科学の方法について、彼に影響を及ぼした天文学者ハーシェルらの科学哲学の思想を研究した論文ほかダーウィンの理論の発展についてまとめた論文集。
1992年オフ・ブロードウェイでの上演開始と同時に、新聞の社会面にこぞって取り上げられ、世界を議論の渦に巻き込んだ衝撃の新作。
映画「月はどっちに出ている」(監督=崔洋一)で各種の映画賞を総なめにし、「ザ・寺山」で岸田戯曲賞を受賞した著者がいまに生きるカップルたちの物語をリアルに紡ぎだす…。
古いしがらみに捕らわれた女たち―。新たに未来へ踏み出す女たち―。多様性の中で生きる女たちをとおして見るインドの社会と文化。
時代を先駆けた思想と愛と冷酷さと創造性をあわせもったライヒの仕事・思想・私生活を、歴史的背景との関連で描く、心理歴史的アプローチの傑作。わが国でもっとも公正で包括的なライヒ入門書。
論争に明け暮れ、人々に愛されかつ憎まれ、フロイトのお気に入りと見做され、精神分析の組織からは排除され、米国の刑務所で死んだライヒ。その実像を膨大な資料、丹念な調査で鮮やかに浮かび上がらせたライヒ伝記の決定版。
ごく平凡な人たちの希望や挫折や苦悩がやがて異常な行為へと発展するとき、社会の仕組みそのもののゆがみが不気味に浮かび上がってくる。「暗い」テーマを独特のユーモアで描くフォワシィ一幕劇集。
1960年頃から80年にかけて、アイルランド演劇の隆盛を支えてきた代表的劇作家の作品集。1968年に書かれた最初の作品「ロウチ氏の死と復活」、1977年「タルボットの箱」、1986年「ダブル・クロス」の3作品。
劇団風の子の創立45周年記念公演として書いたもの。強くたくましく自力で生きるアジアの子供と日本の子供が出会うドラマ。
セクシュアリティとは何か。答えはあなた自身の中にある。それをさがす第一歩はこの本の中にある。6ヵ国語で翻訳され、今も読まれているロングセラー。
仕事やボランティアで声を使う人、魅力的でホンモノの声を身につけたい人のためのワークブック。あなたの魅力を最大限に引きだす声づくりのために。日本語にそなわった、美しいひびきに磨きをかける、声の使い方のトレーニング(ブレス・ヴォイス・トレーニング)法を満載。
個人の内面の葛藤を描くことから、アイルランドの歴史についてのはっきりした意識に裏打ちされた社会的な劇作へと移っていったフリールの、後期に属する四つの作品を収録した書。それぞれに詳しい解説がついている。
一八九三年、ニュージーランド―世界で初めて女性が参政権を獲得した時と場所。その主力となって活躍した優秀な指導者ケイトと有能なエイダは、愛と社会的理念を貫こうとした。しかしエイダのエキセントリックな娘ビムにとっての「愛」は異なったものだった。賞賛もバッシングも抱えこんだ彼女たちの生きざまを描き、埋もれた歴史に光をあてたノンフィクション・ノベル。
約30年間にわたって地域公演を続け、山田洋次監督の映画「同胞」のモデルになった劇団現代座が全国巡演し、感動の渦をまきおこした3作品を収録。
詩的で清冽なイメージの奔流。神秘的・幻想的な自然とひとつになってよみがえる若い女性の再生の物語。